柄沢恭治さんの個展を見に行ってきました。
柄沢さんは主に怪獣を描いて作家活動をされています。
ギャラリー内はたくさんの怪獣の絵でいっぱいです。
作品を見ながら何気なく質問をしました。
「柄沢さんは怪獣を怖いと思わないのですか」
そこから
「怖いとは思ったことはない
けれども一度だけ怖いと思ったことがある
でも今は怖いと思っていない」
と話してくれました。
私はすごいなあと思いました。
普通であれば怪獣は怖いと思うんです。
けれども彼は怖いとは思わない。
怖さの感覚が他の人と違う。
そこがすごい。
つまり
他の人が怖いと思っているけれど彼は怖くない
逆に
他の人が怖くないと思っているけれども彼は怖いと思うかもしれない。
その感覚を活かせたらと思いました。
いま詐欺でお金をだまし取る人が多いし
作家は世間知らずだからとなめられて
柄沢さんがこうやって活動をしていく実績の中で
近づいてくる人がいるかもしれない。
けれどもこの怪獣を描いていれば
きっと柄沢さんを守ってくれるよ。
そのような話をしました。
柄沢さんは人間のいないところに怪獣はいないんだよと教えてくれました。
怪獣が好きで描いている気持ちがあればきっと大丈夫だと思うのです。
絵を見ればわかるのですが
怖くないんです。
怪獣を描いているのに全く恐怖を感じない。
それはきっと彼のやさしさが足されているんだろうなと思うのです。