24歳の時の話

私が24歳の時の話です。

一緒に働いていた女性から仕事の帰りに喫茶店でお茶を飲まないかと誘われました。

私はケーキとコーヒーをごちそうになりました。あなたは最近入ったばかりだけど仕事はどうですかと聞かれました。私が何をどのように答えたのかはよく覚えていません。よく覚えていたのは相手の方が笑顔でやさしい口調でいられたことです。お土産として野菜をいただきました。たくさんのトマトを見せてくれておいしいから食べてねと言って帰りました。

とても暑い夏の日でした。

次の日私は出勤した際にその方は今朝亡くなったと聞きました。自分で自分の命を終わらせたんだと知りました。あれから調べて分かったことなのですが

一度死を決意した人間の気持ちが変わることはほとんどないそうです。なぜ気がついてあげられなかったんだろうと長い間自分を責めていました。この方はどうして亡くなる前に私に会っていこうと思ったんだろうとずっと考えていました。

私は目の前の人から不快なことをされたらそれは迷惑だからやめてくれませんかと言うのが当然だと思います。

海外では文化の違う人たちが一つの国で共同で生活をしています。意見がぶつかった時には必ず話し合いが必要になります。それはやめてほしいと言わなければ自分たちの領土や大切なものが侵されるからです。それをしなければ戦争になり生死にかかわってくるかもしれないのです。そのため黙って見ているという姿勢では取り返しのつかない事態になる恐ろしさを自分たちの歴史を見て学んでいるのです。

日本では

あの人をいじめようと誰かが言えば

それはやめようと言う人が誰もいないのです。

いつもどこかでだれかがだれかの言葉の暴力に泣いているとしたら

それに立ち向かえる方法は自己主張です。

自分で自分の考えを言うことです。

今回の個展では花をモチーフにした立体作品を展示します。

私にとっての立体作品とは今まで考えてきた全ての物事に対する思考の変遷です。

もう一つは今までの作品に使ってきた色彩を切り取り剥がし展示します。

私の作品を特に見てほしいお客様は

経済的に弱い立場の方。

心と体が傷ついている方。

こどもや障がいを持った方々です。

私の作品を見てもう少し生きてみようかなと思ってくださればこれほど嬉しいことはありません。

12月にもしよろしければぜひ楓画廊へいらしてみてください。お待ちしています。

楓画廊

猪股香織展

2024年12月19日(木)~12月24日(火)

営業時間11時~18時

〒951-8116

新潟市中央区東中通1-86-19

新潟ハイムビル 

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2026年01月09日(金)

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