ある外国の話

この間髪の毛を切っていただきながら話した内容なのですが、

ある外国の話で
男の方で性行為を仕事として行いながら生活をしている若い男性がいました。その方は、お客さんの一人であった大学生の男の方をある日殺害してしまいます。
警察は取り調べをしました。しかしどうしても彼は動機を話さないのです。自分が殺した事実は認めているのに、なぜそれを行ったのか理由だけを話したがらない。少しずつ彼は本当のことを話し始めます。その時そばで内容を書き留めていた記録係は手を止めてしまいます。

彼は今まで生きてきて人から愛された経験がなかったのです。
両親も早くに亡くなり、体を売ることで収入を得るしかない彼は、行為に及ぶ前や最中は自分を求めてくれるけれど、行為が終わったとたんに相手の態度が変わる。もうあなたは必要がないと、そのような言葉を言われる。けれども大学生の方は違った。彼をきちんと一人の人間として向き合い大切に扱ってくれた。しかし彼はわからなかった。それは目の前の相手がずっと自分を愛してくれる関係を維持してくれるかわからなかった。そんな経験をしたことがないから。だから今とても満たされているこの瞬間を切り取って思い出にしておきたいと望んだ。そのために殺した。でも私は彼をとても愛していたんです。

と涙を流して訴えて終わる話です。

どう思いますかと美容師さんに聞いたら、私だったら彼と同じことをすると言いました。本当に愛していたらそうするよと。私はこの物語を聞いていて思ったのは、それぞれが欠けている物事をどういうふうに見ているかだなと感じました。

彼は愛情をうけとりはぐくむ経験が欠けていた。それはまわりを見れば様々な人がいるのと同義で、耳が悪い人や耳が良すぎる人、もしくは耳が全く聞こえない人、耳の形が他の人と異なる人、片耳が無い人、補聴器を付けている人、耳だけでこれだけの違いがあります。なにか自分と違うものを抱えている人の気持ちをわかるには、想像力しかないと思います。
当たり前に持っているものを目の前のひとが持っていなかったとしたら、私はこれが無かったらどうするだろうと自分に置き換えて考えてみることは可能です。
友達がいない、家族がいない、ほめられたことがない、お金がない、日本語がわからない、それをずっとかくして大人になれば、周りに知られたくない一心で警戒心の強い人間になります。

物価の値段が上がって自分の生活でいっぱいいっぱいな時ですが、食べ物が買えない人が大勢出るかもしれない現状をただ見ています。これから冬になります。今年は大雪になるのでしょうか。 

自然という色合い
新しいタイプの働き方
 

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2026年01月11日(日)

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