闇にきかせる ひかりのうた

私はどこにも属さない
風のようにつかみどころのない 空気のような存在であれたらなと
私は思う
人間はいつの時代も わかりやすいものをもとめてさまよう 旅人だ

私は わかりやすくわける必要のない この世界で 人間だけが
あちら側と そちら側に
区別をする いきものだと思う
それは意味のないことだ
私は海に生きている魚や
大地に咲いている草花が
そのようなことを考えているのを
見たことがない
どうか対立を
つくっているのは
自分たちであることに
気が付いてもらいたい

私は
どの王国の民にもなれないのかもしれない
どの王国の主にも頭をたれず 誰にも 忠誠を誓わないからだ

では 立ち止まり
ここで疑問に感じ よく考えてほしい
王がいなければ 私たちは なにもできない存在なのだろうか
私はそのようには 思わない
王というのは周りから選出し 役割をそのものにあたえるものでは
ないのだ
王というのは おまえなのだ
王は誰かに求めるものではないのだ 人は誰の心にも 王がいる
生まれてから ずっと ともに支え 歩んできた 自分自身が王なのだ
だから 心配はいらない なぜなら 人は強いからだ
人は攻撃を受けても
壊れても傷ついても倒れても
なおす力を持っている
それはどうしてなのかというと
ひとりひとりが ひとりひとりの 王であるからだ
うしなったものを 立て直すことが 生まれながらにできるのだ
そのような
すばらしい力をもっているのに
なぜおたがいを殺しあう力にもちいるのか
私はときどき
なんともったいないことをしているのだろうと思う

どうやら もう寝る時間がきたようだ 疲れたでしょう
ゆっくり休みなさい
あした目が覚めてから 続きを話そう
ゆっくり眠りなさい 子どもはもう寝る時間だからね
安心して眠りなさい

おやすみなさい 

迷いの森を飛び立つ 鳥のうた
くれないのうた
 

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2026年01月10日(土)

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