サラさんへ
昨日は一緒に食事をしてくれてありがとうございました。
サラさんが私の後ろでにこにこ笑いかけてくれて、私はとても嬉しかったです。
私は、サラさんが髪の毛を短くしている理由は素晴らしいと思います。
周りと同じ考えじゃなくても、私はこうしたいんだと自分の意見を言うことはなかなか出来ません。
この間読んだ新聞記事があるのですが、よかったら参考にしてください。北海道で賞をとった中学校2年生の女子生徒の文章です。
どんな内容なのかおおまかに記しますね。
「日本のいじめ対策は間違っている」
内閣総理大臣賞 旭川市立永山中学校二年 紙谷桃歌 第36回 全国中学生人権作文コンテスト(2016年)
私はドイツで暮らした時期があるのですが、同級生が何人かにからかわれている場面が発生すると、周りにいる人が必ず大人や先生を呼びに行っていました。私はいじめに対しての改善する対策は三つあると考えます。一つは、良いことか悪いことか、正しい善悪の判断をすること、二つは、自分の意見をもつこと、三つは、他の人の意見を大切にすることです。日本は、一と三は出来ているけれど、二が出来ていないと感じます。日本のいじめの問題点は、長引いて汚いやり方をしやすいところです。一部の人にだけ無視をして、気づかれにくいやり方で行われるためです。
そして誰か止めに入る人がいないため、いじめのストッパーになるような存在がいないためです。
私は東京に友人がいます。私と10歳近く年が離れている女性です。
旅行を通じて、第一線でプロとして働いている人の話を聞くホスト先の方でした。
初めてお会いしたのは2013年です。今はもうホストはしていません。
私はこの方の考え方がとても勉強になり、何回かリピーターになって会いに行きました。
その都度、旅行会社にお金をお支払いしていたのですが、
今度からいつでも東京に来る用があるとき遊びに来てください
と連絡先を教えてくださいました。
この間見たテレビでも同じような人を見かけました。
プロレスでファンだった男性のおっかけの人が、相手のプロレスラーが好きすぎて、いつの間にかファンから友達になりましたと笑っていました。
だから、いつかサラさんが友達になりたいと思う人が現れたら、私もサラさんと友達になりたいです、と選ばれるような人間にぜひなってください。周りの目を気にしすぎると自信が無い人に育ちます。周りの目を気にしないでいられれば自信のある人に育ちます。では、どうすれば周りの目が気にならなくなると思いますか。私はこのように考えています。ぜひ今度会った時、サラさんの意見を聞かせてくれたらとても嬉しいです。
サラさんは、生まれてきただけで愛されているんです。
だから、毎日朝起きて、ご飯を食べて、トイレに行って、お風呂に入って、お母さんお父さん妹さんみんなとお話をして、夜寝ている生活をしていると思います。その生きている時間のことを命というんです。だから、サラさんが当たり前に毎日時間が過ぎていく中で、いろいろなものを見たり、聞いたり、考えたりしていきます。それがきっかけで、くよくよするかもしれません。でも、サラさんがどんなふうに変わっても変わらなくても、どんなサラさんでも、そのまま受け入れてくれるお母さんやお父さんがいるからいいんです。つまり、サラさんがどんな時でも、サラさんの味方になったり、話をきいてくれたり、帰れば待っている人がいる、家がある、ご飯があることが、とても恵まれていることなんです。中にはそれが欲しくても、無い人がたくさんいるんです。サラさんを大切に愛してくれる人がいると、サラさんは、何も心配しなくても大丈夫なんだ、だってテストで良くない点をとっても、運動でできないことがあっても、どんな時でも自分のことを励ましてくれて、支えて、受け入れてくれる人が、すぐ近くにいるんだから、家に帰ろう、今日会ったよくないことは、お母さんに話してすっきりしたら、ご飯を食べて、お風呂に入って、ゆっくり寝よう、明日になれば忘れているかもしれない、いろいろ落ち込むこともあるかもしれないけれど、まあなんとかなる大丈夫、と自分で自分を回復させる力が付いていきます。このように、自分で自分を上手になんとかさせる、気持ちをリセットして切り替える力は大切です。きっと今はわからなくても、いつかわかる日がきます。時間がたてば、解決してくれることもあります。
最後になりましたが、これから寒い日が続きます。
体を大切にして過ごされてください。心をあたためて、体をあたためて、ぜひあたたかい人間になってください。
北風ではなく太陽が、旅人のコートを脱がします。ゆるやかに、焦らないで、のんびりと、バイキングのように生きてください。
バイキングは、食べたいものや、好きなものを選んで食べるでしょう。サラさんも、好きだなと思う人の話や、自分の中にとりいれたいなと思う考え方を選んで、自分を作ればいいんですよ。好きだな、素敵だな、真似したいなと思うものだけを選んでいけばいいんです。生きていくのは自分の物語をつくることでもあるんです。ぜひこれからも自分の好きなように生きてくださいね。またどこかでお会いできる日を楽しみにしています。
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